2006/12/31

GKテクニカルAD中村孝宏の「GK塾質問コーナー」2006年アーカイヴ

GK走りこみについて(2006年12月31日)

Q:最近、Jリーグもオフシーズンになり、プロの選手が自主トレで走りこみや筋トレをしていると思います。そこで質問なんですが、GKは筋トレは必要だと僕は思いますが、走り込みも必要なんでしょうか?よく足腰を強くするためにと言われますが、走りこみをして足腰は強くなるんでしょうか?GKは足腰が強いと何がよいのですか?


A:「走り込みをして足腰が強くなるのですか?」というご質問ですが、間違いなく強くなります。走り込みの中には、長距離・短距離色々あります。GKにとって最も必要なのは、短距離です。短距離を走ることにより瞬発力強化につながり、フットワークのスピードや、セービングスピードがあがります。また、長距離などを走ることにより、心肺機能の強化・ウエイトコントロール・全身運動としても非常に重要です。そしてこれらの、走り込みにより、足腰が強くなります。「GKは足腰が強いと何がよいのですか?」という質問もありますが、

  • GKは足腰が強いと重心の軸が安定します。安定するということは、そのGKにとって最高のスターティングポジション(構え)になります。このことから、最高のパフォーマンスをだすための最も重要な構えに効果があります。
  • GKは足腰が強いとセービングにおいて遠くに飛ぶことができたり、一対一などで、すぐり倒れたりせず、最後まで我慢できます。また、ハイボールにおいても空中でのボディバランスが安定され相手との競り合いにも負けなくなります。
  • GKは足腰が強いと、ゴールキックやパントキック・ドロップキックなどの飛距離がでます。

代表的なものを挙げてみました。※あくまでもこれは私の持論です。足腰が、強くなると体の重心(軸)が安定します。このことが大きなポイントです。

私も昔は、走り込みが大嫌いでした。しかし、年を重ねるうちに、走り込みの重要性に気付かされていきました。GKはゲーム中、フィールドプレーヤーほどの運動量はありませんが、メンタル面の疲労がきてしまいます。そして、足腰が弱ければ、いつも練習で防ぐことの出来るプレーも、試合では簡単に入れられてしまうこともあります。そういった場合に、足腰が強ければ、メンタル面の疲労がきても肉体面がしっかりしていればいつもの練習通りのパフォーマンスをだすことができます。こういう、目に見えない、メンタル面と肉体面のバランスにも大きく左右してくるのです。走り込みというのは、アスリートの基本です。必ずと言っていいほどトレーニングの基本においています。納得のいく回答になったかはわかりませんが、私なりの回答です。

「音をたてないで飛べ」(2006年12月19日)

Q:僕は、中学生で、GKをやって3年くらいです。僕たちのチームは12月に入って、屋内で練習するようになりました。そこで、毎回の練習で低いボールをダイビングしてとる練習をするのですが、いつも床にひじを打ってしまい、コーチから、「音をたてないで飛べ」といわれますが、ひじを打たずに飛ぶのが正しいのでしょうか。その辺のこととか、低いボールをとるポイントなどもあったら 教えてください。お願いします。

A:ご質問ありがとうございます。

まず、「音をたてる」ことに関しては、体の倒れる順番が

  1. 上半身

のような感じでセービングしたりすると、すごい音がすると思います。

次 に、「肘を打つことに関してですが、おそらく、飛んでくるボールに対して手が迎えにいっていないので肘を曲げた状態でボールをキャッチしてしまい、その結果肘を打ってしまっているように思います。ポイントとしては、右に飛んでくるボールに対して右手をしっかり前に出します。そして、左手は添える。(逆も同様)こういったイメージがポイントです。そうすることによって肘が体の下に入らなくなります。

そして、体を倒す順番ですが、

  1. 足(膝の横周辺)
  2. 骨盤横やや下部分(わかりにくいですが)
  3. そして上半身や肩

こ の順番がまずはいいと思います。まず、ボールが飛んできたらそのコースに手をしっかり出すこと。そして、手を出した方向に体も連れて行くこといいフォームになっていくと思います。低いボールをとるポイントは、まず、体を低くすること。そして、ボールが飛んでくる高さに目線を置くことが重要です。通常GKが構えるスターティングポジションから低いボールをセービングしてしまうと、目線が大きく違うのでファンブルしてしまう可能性も大きくなったり。またキャッ チまでの時間がかかり、自分では取れていると思ってもファンブルしてしまったりしまいます。どんなコースにボールがとんできても、そのコースに目線を近づけることを意識しましょう。また、「音」に関しては特に意識しないでいいと思います。
まず、以上の内容を意識していけば、次第に音も出なくなると思います。

「後ろの声は神の声」(2006年11月9日)

皆さん、よく監督コーチが「後ろが声をだせ!」「指示をしろ!」という大きな声で言われたことはありませんか?私は、この言葉を10数年きいてきました。しかし、コーチをしている私自身も同じ事を選手には言います。

「後」 ろという言葉はサッカー的に解釈するれば、まずGK、DFがあげられます。しかし、重要なのは、局面での後ろの声です。FWならその後ろのMFだったり、 MFだったらその後ろのDFなど、常にゲーム中にアプローチをしている選手の後ろの選手がいかにいいコーチング(声)をだすかがポイントです。そして、どんなにスキルの高い選手だとしても、フィールドで動けば的確なポジションではない場合もあります。そんな時に一つ後ろの選手が声をだすことによってバランスが保たれます。もちろんGKも声をだしているはずです。GK・DFは守備をするうえでは、最も重要なことです。先日、私も久しぶりにゴールマウスを守る ことがありました。その時にDF・MFへの守備での指示を徹底することにより、相手が出してくるスルーパスやロングフィードをことごとく防ぐことができま した。これは、的確なポジショニングを指示することにより、DFもパスを出されるコースが限定され、DFもパスカットなどしやすくなります。なにげない指示ですが、守備においては非常に重要なプレーということに再認識させられました。

皆さんも、「後ろの声」をだせる選手になって欲しいと思います。

メンタルケアセラピストの資格取得のお知らせ(2006年10月12日)

GK 塾を見ていただいているみなさまいつも有難うござい ます。先月9月メンタルケアセラピストの資格を取得しました。前々からスポーツに関するメンタルケアや一般のメンタルケアを勉強しており、このたび資格を 取得することができました。これからは、さらにスポーツに関するメンタルケアも力をいれて勉強していき、メンタル面と技術面のトータルサポートをしていきたいと思います。心の悩みもご遠慮なくどうぞ。GKのトータルプロデュースいたします。(GK以外でもかまいません)

南米式のパントキック(2006年9月26日)

Q:初めまして岡山県高校1年GKです。いきなり質問してすいませんが南米式のパントキックが蹴りたいんですが全然うまくいきません。何かコツでもあれば教えてください。おねがいします。

A:ご質問ありがとうございます。
キックはとにかく練習が1番です。何百・何千・何万と練習すれば必ず自分の体にポイントがしみついてくると思いますが、これだけで回答にしてしまうと誰でもこれぐらいなら言える!と思われそうなのでポイントをいくつかご紹介します。

  1. キックをする際に、ボールを軽くトスしてからモーションに入ると思いますが、そのトスするボールを目線から離さないこと。目の位置とボールが離れるとミスキックや上手くミートできなかったりしがちです。トスをする手は肘を軽く曲げてみましょう。
  2. 軸足・蹴る足の膝は軽く曲げて蹴りましょう。伸ばしたままだとバランスが上手くとれず、ミスキックの原因につながります。
  3. 南米式ということを意識してしまうと、上半身を倒した上体で蹴ってしまうので注意しましょう。軸足の膝を軽く曲げて蹴る足を通常よりも上でミートすれば良いと思います。

わかりにくければまたご相談下さい。とにかく練習第一です!!!頑張ってください。。。

練習・トレーニングメニューなどのアドバイス(2006年9月1日)

Q: こんにちは。いつもGK塾を見て、とても勉強になりま す。僕は高2のGKで、先輩が引退したため僕と高1のキーパーの二人で練習しています。僕のチームにはGKコーチがいないため、上級生の僕が練習メニュー を決めるのですが、練習メニューが上手く決めれません。そこで質問なんですが、練習で毎日欠かさずにやる練習や、練習メニューなどのアドバイスをお願いし ます。また、毎日の練習時間は平日は学校が厳しく、90分しかありません。アドバイスよろしくお願いします。

A: ご質問ありがとうございます。まず、覚えておいて欲しいことがあります。GKのトレーニングはアマチュアもプロもほぼ同じような単調なトレーニングの継続 です。キャッチボール・フットワーク(サイドステップ)・正面へのシュート・セービング・ハイボール・センタリングやロングボールのキャッチ・キックこの ような基本パターンになると思います。その中でGKコーチはバリエーションを考え選手にトレーニングを行います。そこにプロとアマチュアでは、スピード・ パワーの違いが上げられます。トレーニングメニューを一通りこの内容を入れてトレーニングしてみて下さい。

  1. ストレッチ
  2. キック
  3. キャッチ(キャッチボール・正面のシュート)
  4. セービング
  5. ハイボール+フィールドプレーヤーとの合同練習

このような形でトレーニングをしていけばいいと思います。毎日、単調なトレーニングになり気持ちのゆるみが出そうであればバリエーションをかえてみてください。

回転のかかったボールをとる方法(2006年8月14日)

Q: 僕は、中2のGKです。最近3年生が引退して、ぼくがゴールキーパーをやっています。最近、クロスや、シュートストップの練習をやるんですが、そのとき、回転のかかったクロスや、シュートをオーバーハンドで取ろうとするとどうしてもこぼしてしまいます。うまく、回転のかかったボールをとる方法は無いでしょうか。あったら教えてください。

A:まず、あ なたの今の通常のキャッチはどのような取り方ですか?キャッチの基本はボールが飛んでくる方向に手を迎えに行きます。それが、その時に手を伸ばした状態(肘を伸ばした状態)でボールをキャッチしにいこうとするとファンブルしてしまう可能性が高くなります。しっかりキャッチをするためには、手でボールを迎えに行きながら引き際でキャッチをするといいのではないでしょうか?キャッチしたときにボールと目の位置を近づけるようなイメージでとるといいと思います。ポイントは肘を曲げることですね。そういうキャッチを意識しながらトレーニングするとボールをこぼさなくなると思います。後は、「オーバーハンドで取ろうと する」とありますが、取る際に手の平が下を向いたりしていませんか?ボールに対して手のをしっかり上に向けてとりにいけば、改善できると思います。(文字だとわかりにくいですよね??)キャッチのポイントは肘の動きが結構重要です。肘を曲げて取ることを意識してみましょう。わからなければ何なりと質問して下さい。

ゴールキックを強く蹴る方法とスタイル(2006年8月3日 )

Q:僕は、中2で、ゴールキーパーをやってい ま す。でも、身長は160に達していなく、低いほうです。本題に戻って、僕のチームではほとんどDFの人がゴールキックをけってくれるのですが、もちろんDFの人も試合中で疲れるので、GKである僕が蹴ったほうが良いのかと思うのですが、ゴールキックがなかなか飛びません。以前、ちょっと聞いたことがあるのですが、ゴール キックにも「南米スタイル」、「欧州スタイル」というのがあると耳にしました。ゴールキックを強くける方法と、上記に表した「スタイル」について、お教え いただけないでしょうか。

A:私もこの質問を多くの中学生・高校生から質問を受けます。私が今指導している選手には練習のはじめにキックから入ります。私の経験からGK専門のコーチのいないチームのGKはキックを練習終了後などに行っているのではないでしょうか?トレーニン グのパターンとしてもストレッチ・キャッチボール・ハイボール・セービングなどを行って、フィールドプレーヤーと合流しシュート練習や対人練習に入るよう に思います。

強く蹴る方法として

  1. 毎日、ロングキックの練習を行う。
  2. シュート練習を行う(思い切りボールを蹴る)

この二つを徹底的に行ってみてください。
1. の解説ですが、これはとにかく毎日ロングボールを蹴ることで体で覚えることができます。「継続は力なり」という言葉がありますが、まさにその言葉とおりで す。私の指導している選手は最初は全然ロングボールが蹴れませんでしたが、毎日ボール蹴るよう指導した結果、3ヶ月~6ヶ月でセンターサークルまで蹴ることができるようになりました。
2.の解説としては、シュートを打つことによりミートポイントを覚えることができます。はやくて強いシュートが打 ち たければ膝下のスイングをはやくすればはやくて強いボールは行きます。このことから、膝下のスイングのスピードを早くすることはもちろんですが、ゴールの中にとにかくはやくて強いシュートを繰り返し蹴ってみてください。

 

必ず成果はでるはずです。今日・明日練習したぐらいで は 蹴れないと思います。結果を焦らないで下さい。ロングキックの蹴れる選手ももともと蹴れたわけではありません。何百回・何千回遊びの中や練習の中で蹴って いるから蹴れるんです。だから、根気よくこの練習を信じて頑張ってみてください。私はGKに指導する際必ず言うことがあります。「サッカーはボールを蹴るスポーツであることをGKに言います」GKだからボールを蹴れないというこは絶対に言ってはいけない言い訳です。頑張ってください。

 

ゴールキックに「南米スタイル」「欧州スタイル」とありますが、それはパントキックの時のことでしょうか?私が知っているのはパントキックの際に横からボレー シュートのように蹴る蹴り方を「南米スタイル」日本では、川口選手・土肥選手(他にもいますが・・・)がこの蹴り方をしていますね。「欧州スタイル」は体のほぼ正面でボールを蹴る蹴り方で下田選手がこの蹴り方ですね。ワールドカップでは、ドイツのレーマンとブラジルのジータの蹴り方を比較すればわかりやすいのではないでしょうか?

1人で行うアップやトレーニング(2006年7月7日)

Q:僕は高校1年生のGKです。中学まではサイドハーフをやっていて、 身長が166cmなのですが、GKは高校から始めました。今、僕の高校には他にもう今1人GKがいるのですが、彼も今年から始めた初心者、しかも合唱部と の掛持ちで、練習にこれない日があります。監督も、フィールドを見るので手一杯でキーパー練を見ている余裕がありません。そこで、1人でできるアップ、ト レーニング、などがあれば教えて下さい。

A:ご質問ありがとうございます。GKとしての1人で行うアップやトレーニングについてですが

  1. 学校にキックボードみたいな壁はありますか?そういいた壁に向かって投げたり蹴ったりして、その跳ね返ったボールをキャッチが代表的ではないでしょうか。
  2. 私のトレーニングでよく行っているのが、ボールを思いっきりたたきつけてあがったボールをハイボールキャッチ。
  3. ボールを1.5mくらい前に出してセービングをする。
  4. ボール両手でキャッチした状態で伸ばしたり曲げたりを100回くらい行う。※これはきついけどキャッチングを上達させるのに近道ですね。
  5. ゴールのバーを連続タッチ。
  6. ボールをキャッチした状態での腕立て伏せ
  7. ボールをキャッチした状態での腹筋・背筋
  8. ボールをキャッチした状態でのハードルジャンプ

な どが、簡単にできるトレーニングではないでしょうか?試合でのアップでは、誰かにボールを投げてもらったり、蹴ってもらったりしてください。1人で行うト レーニングよりは、誰かにシュートを打ってもらったり、クロスボールを蹴ってもらったりロングボールを投げたり蹴ったりしてもらうことがベストなんです が。。。合同練習では、シュート・対人・ゲームなどといった練習でコンビネーションの確認やコミュニケーションを取っていけばいいと思いますが、合流する までは上記のトレーニングなんかで体を慣らしていけばいいかと思います。また何かありましたらお気軽にご相談下さい。

競り合いに強くなりたい(2006年6月30日)

Q:僕は高校2年のGKです。僕の身長は172cmと低いほうに入ってしまいます。なので、ジャンプ力を付けて競り合っても負けないようなボディバランスを付けたいのですが、具体的にどのような練習、又は筋肉トレーニングをすればよいのですか?

A:172cmと身長だけはイメージつきますが、あなたの体系であるとか、運動能力などがわからないので、このトレーニングが有効というのが、的確にいえません。まずは下半身強化ですかね。長距離から短距離までとにかく下半身強化のためにトレーニングが必要ですね。
あ とは、ハードルなどを利用してのジャンプ系のトレーニング。後は、バランスボードなどを利用したボディバランスを養うトレーニングなどが効果的ではないで しょうか?いずれにしても私の目でみていないので、的確な指導にはなりませんが、これらのことがしっかりできていればバランスは取れていくと思います。あ とスクワットもいいかもしれないですね。ただし、競り合いに勝つということは。ボディバランスだけがしっかりしていればいいというわけではありません。ま ず、確実にボールに触る(取る)ことが絶対条件になります。体が強くてもそれらのテクニックがなければ、話になりません。私は競り合いに勝つために必要な ことは、まず、怖がらない勇気、体のバランスを崩してもボールをキャッチできるだけのキャッチングの技術に磨きをかけることを忘れないで欲しいです。

「日本ークロアチア」戦を振り返って(2006年6月19日)

皆さん、昨日はまたしても煮え切らない試合にやきもきしたのではないでしょうか?しかし、前半の宮本選手のファウルでのPK・・・日本国民全ての人が溜息や頭を抱えたんだのではないでしょうか?私は、GK目線で試合をい つものように見ていたのですが、相手攻撃陣にボールがスムーズに入っていたので、苦しい試合になりそうだなと思っていた矢先のPK。また負けるのかなと、 思う反面、川口選手ならもしかして・・・という気持ちが交錯しながら戦況を見つめていました。すると、その瞬間、川口選手が左手1本で弾き出した瞬間、日本中は歓喜のうずで、勝利を確信したような気分になりました。日本も、第1戦のオーストラリアで中々中盤からのシュートが打てなかったことを反省してか積 極果敢にミドルシュートを打っていました。GKからするとこれほど嫌なことはありません。しかも、今回使用されているボールは無回転や変化が多く見られる GK泣かせのボールなのでGKにとっては気力の使うゲーム展開でしたね。後半、日本が苦しい展開になったのも、ミドルシュートが中々打てなかったことが無 得点の原因の一つですね。やはりシュートをどんどん打つことによってディフェンスをシューターに引き寄せることができます。そうすると再度にスペースができ攻撃のバリエーションも増える。中田選手も試合後にコメントしていましたが、「攻撃に緩急がなかった。」と言っていました。確かに、もっとボールを早く 回せたら・・・とおもうことは多々ありました。大会前のドイツとの親善試合で見せた早いパス回しからの得点のようにカウンターではありましたが、リズムよくスピーディーな攻撃が試合の中で何回か生まれれば点が入ったのではないかなと思います。ただ、たらればの話をしてもしょうがないのですが・・・試合の流れはこの辺にしておいて、川口選手のプレーについて話をしていきたいと思います。私の気づきですが、構えが今シーズンからずいぶん低くなったなと感じまし た。重心を低くプレーするということは、そうとう下半身が強くないとできません。筋力トレーニングで下半身を強化しそしてあの構えが最高のパフォーマンスをだすことのできる構えを作り上げることができたのだと思います。皆さんもお気づきかも知れませんが、川口選手はぎりぎりまで体を倒しません。しっかりと ボールを見極めながら反応をしているのです。私は、数多くのGKを見てきてましたが、構えに無駄がなく隙がないところは究極のいきまできていますね。GK にとって、構えとはプレーをする上での最も必要とされる技術です。

陸上の100mでスタートラインでクラウチングスタートで準備している 人と、寝そべってスタートをまっている。極端ですがそれぐらい違うのです。構えが、最高のパフォーマンスを出す為の最高の準備であり、相手に対する驚異的 なオーラになります。何気ないプレーに見えますが、大事なことです。

皆さんもワールドカップ中ですが、各国のGKの構えを見ながら勉強して欲しいと思います。

「日本-オーストラリア」戦について(2006年6月13日)

皆 さん、昨日は日本中の人が悔しさを感じた日ではなかったでしょう か?後半の終わりまで1-0で勝っていたにもかかわらず、わずか数分での3失点。誰が想像してたでしょうか?日本の国民すべてが勝利を確信していたの に・・・それでは、私のGK目線で昨日試合を振り返ってみたいと思います。やはり川口選手は昨日の試合に最高の状態で調整してきていましたね。川口選手の 特徴はシュートに対する素早い反応とキャッチしてからのフィードに定評があることは皆さんもご存知だとは思いますが、それ以上に私が関心するのは川口選手 の調整能力です。ここぞという試合では最高のパフォーマンスを常に見せてくれるのです。皆さんも記憶にあると思いますが、アトランタオリンピックでの「マ イアミの奇跡」の試合の時も最高の調整を行い試合に望んだそうです。どんなにプレーが上手くてもその試合に自分の力を出せなければ一流ではありません。そ ういう調整能力もGKとして、アスリートとして求められている資質だと思います。しかし、昨日のゲーム展開に関しては私はある程度予想できた試合でした。 日本は先制したものの、終始ボールを押し込まれあわや失点というケースが何度もありました。そういう試合運びの中、川口選手はボールをしっかりと見ていた と思います。プレッシャーのかかる試合の中でGKはついつい感覚で守ることがあります。シュートが飛んできたらそのコースに体を倒して感覚でプレーするこ とにより最後の最後で目線が途切れファンブルといったミスにつながるプレーをしてしまいがちです。しかし、川口選手は最後までボールをしっかりと見てプ レーしてれいました。それが再三好セーブを見せた大きな要因です。後半は、オーストラリアも長身FWを基点ににロングボールを入れるようになり日本の FW・MFの運動量が増えてしまい。チャンスにミスをしてしまうという悪循環をきたしていました。DFも、ロングボールを入れられるようになりラインコン トロールしてオフサイドを取るシーンもありましたが、内心は何度も何度も競り合うことにより疲労はかなりのものだったと思います。その辺も川口選手は、よ く理解していたので競り合ったこぼれだまからの相手のシュートやセカンドボールに対する反応も素晴らしかったと思います。しかし、あの1点目が悔やまれま すね。スローイングからのあの失点・・・おそらく、あのボールは出てしまいますね。そのセカンドボールが拾えなかったことが不運というか?足が止まったと いうか?あの失点が敗因だったように思えます。まあ、2点目のシュートは誰がGKをしても入ってしまうコースだったのですが。・・・あれだけ真ん中から シュートを打たれるときついですね。ディフェンスラインと中盤にポケットができてしまいそこを上手くつかれてしまいましたね。クロアチア戦での勝利を期待 したいと思います。もう一度気持ちと体をリフレッシュして次の試合にのぞんで欲しいと思います。それでは、またクロアチア戦後に・・・お会いしましょう。

サイドステップの質問(2006年5月17日)

Q:僕は、中1のGKです。最近、もっとサイドステップが早かったら、もっとボールに近づけて、楽に、そして、確実に、キャッチ出来るのではないかと、考えました。そこで、サイドステップが早くなる、練習法があれば、教えてください。

A: サイドステップについて私なりの考えなんですが、私の経験上、サイドステップを試合中に使いません。GKがゲームの中で行うフットワークは走ることに近い 動きだったり、すり足になります。私の中でのサイドステップというのは、横へのワンステップがサイドステップになります。確かにあなたが言ったように横へ のワンステップがはやければ今まで取れなかったボールに触れたり、触ることしかできなかったボールが取れたりプレーに幅ができると思います。この動きが早 ければかなりスキルの高いGKになれますね。

GKの動き全てをサイドステップで行おうとしているGKをよくみます。これは間違ったサイドステップの使い方ですね。ポイントとしてはボールに最もはやく体を寄せることが重要です。その為には、サイドステップよりも走ったりする方がはやいと思います。今、意識してトレーニングして欲しいことは1歩をいかに早くするかそれが重要になります。練習方法ですが、やったことがあるかもしれませんが、ゴールポストからゴールポストまでサイドステップをしてみるとか、両サイドポストに到達する時にボールを蹴ってもらうとか、色々ありますが、それよりも、通常の 2人組みでのキャッチボールや何気ない正面に来るシュートの際にいかにフットワークができるかが重要です。足が、べた足になっているとフットワークが遅く なってしまいます。とにかくどんなシュートにもフットワークを意識してください。ただし、相手がシュートを打ってくる瞬間に体は動いてはいけません。必ずボールが蹴られてからフットワークをして下さい。

フォアのボールが頭を越えてしまう場合(2006年5月16日)

Q:僕は、中2のGKです。今僕は、毎日クロスボールの練習をしますが、フォアに上がるボールが、どうしても頭を越えてしまいます。ゴールにむかって来るボールは、頭を越えてはいってしまいます。対処法を教えてください。お願いします。

A:ご質問ありがとうございます。最近そういった質問をよくされますが、まずフォアのボールが頭を越えてしまうということですが、その問題に関していくつかに分けて考えて見ましょう。

  1. ボールが出た瞬間体が前に出ていないか?相手が蹴った瞬間に体が前にステップするGKをよくみます。そういうGKは決まって深いボールが入った場合かぶってしまいます。
  2. フォアのボールに限らずハイボールに対してきちんと高いところでボールをキャッチできているかどうか?
  3. ハイボールをカットする際に、先にジャンプして後から手をだしていないか?GKの基本でもあるしっかりとボールをしっかりと来る方向に迎えにいくことができているかどうか?
  4. ボールを取る際にジャンプをして片足を上げすぎていないか?片足(ブロックやバランスをとるためにあげる足)を上げすぎてしまうと体のバランスを崩してしまいかぶる原因になってしまいます。
  5. フォアに入ったボールへのGKのボールの追い方はどうか?クロスステップになりすぎたりするとキャッチするのに体をボールが来る方向に、ひねらないといけないのでバックステップでキャッチしにいけるのであればそれでいいと思います。

まず、この辺ができているか確認して下さい。

★ トレーニング方法ですが、ハイボールを蹴ってもらうトレーニングをこれからもどんどんしてもらえばいいんですが、その際には、ジャンプしないで手だけしっ かりと高いところで取れることをしてみてください。ポイントは手を伸ばしすぎてもいけません。若干の遊びは必要です。わからなければ、どんどん質問してく ださい。

ケガ後の相談に答えて(2006年5月10日)

【相談】中3のGKです。僕は去年の11月に 練習中、右仙腸骨離開(骨盤骨折)と いう大怪我をしてしまいました。チームには僕1人しかGKがおらず、毎日ハードな練習や試合、かわりがいないというプレッシャーの中での疲労骨折というこ とでした。入院5週間、全治3ヶ月でした。今、引退試合となる総体に向け練習に復帰していますが全身筋力の衰え、怪我や痛みに対する恐怖心が残 り、思いきりプレーすることができません。このままでは受験勉強にも集中できず気持ちは焦るばかりです。なんとか効果的なトレーニングや足腰強化につながる練習法がないかと色々調べています。どうしたらよいでしょうか?アドバイスよろしくお願いします。

【相談に答えて】私も、昔、全治8ヶ 月~10ヶ月の大怪我を負ったことがあります。その時もそうですが、自分がイメージしているものと実際の動きとのギャップに不安を感じているのだと思いま す。これは、長期間休んでしまえば、仕方のないことだと思います。その現実はしっかりと受け止めましょう。今できることは、怪我を負う前の筋力を取り戻さ ないといけませんね。しかし、1日、2日頑張ったからといって戻るものではありません。怪我をした人間は、あなたのように恐怖心との戦いになりがちです。 まず、しっかりとした目標、そしてスケジュールを立てることが一番必要です。目標は「引退試合となる総体でいいパフォーマンスをだすこと」ですよね。 じゃあそうするためには、今できることを確実にしていくことです。昨日より今日、今日より明日少しずつでも前にすすめるよう1日1日を大事に精一杯頑張り ましょう。思い切りプレーができないとありますが、それは「また、怪我をしたらどうしよう。」「自分がここでまた怪我をしたらみんなに迷惑をかけてしま う」など、思いがめぐっているのだと思います。その気持ちは、自分にも経験があるのでよくわかります。私は、その結果、自分の上手く行かないプレーを、怪 我のせいにしたりしました。こういう気持ちでプレーすると必ずといっていいほどいいプレーはできません。約束してください。怪我をしてしまったものはしかたありません。全て、けがのせいにするのはやめて下さい。勉強ができないこともしっかりとした目標・スケジュールさえできれば絶対に頑張れると思います。 アスリートも社会人も壁にぶち当たったり、悩んだりすると消極的になります。しかし、自分の中の「夢」「目標」「スケジュール」をたてると自分自身を取り 戻すための力になります。「GKマインド向上計画書」を読んでください。そして、自分がその大事な総体の試合でいいプレーをしているイメージを毎日寝る前 にイメージしてください。頑張って下さい。応援しています。

GKマインド向上計画書【第4回】「入れさせない気持ち」(2006年5月2日)

皆 さん、GKに限らずよく監督コーチから「気持 ち」という声をよく聞きませんか?私は、子供のころからGKをやっていますが、この言葉はどこにいっても何千いや何万回も耳にしてきました。皆さんはこの 言葉に慣れすぎてピンとこない言葉ですが、全てにおいて重要なことです。最近では、あの日本代表の中田英寿選手も「気持ちが大事!」とインタビューの中で 熱く語っています。なぜ、「気持ち」っていうんでしょうか?
それはプレーをする際、サッカーには必ず1対1という局面があります。まずは、その 局 面で相手に負けない!ここから、スタートです。フィールドプレーヤーでいえば「マークしているFWに絶対に抜かれない!絶対にシュートを打たせない!絶対 にDFをかわす!」GKでいえば「1対1になっても絶対に入れさせない!!」このような「気持ち」を強く持つことが重要です。そんなの簡単と思われがちで すが、これが、簡単そうにみえて一番難しいのです。なぜなら、プレーヤーの心理として、常にいいプレーをしよう。ミスをしてはいけない。負けてはいけな い。などの感情があり、どうしても、そういった雑音を意識しがちです。これは、人間であればしょうがないことですが、こうならないためにはどうしたらいいでしょうか?

まずは、イメージトレーニングをすることからはじめてみましょう。

イメージトレーニングといっても、難し く 考える必要はありません。目を閉じて、試合をイメージして「1対1での局面」で絶対に負けない。そして、変なミスしたらどうしよう。か、そういう感情は一 切すてて相手に勝つイメージだけしっかり描いてみましょう。あるサッカー選手がいっていました。「ボールは強く思ったほうに転がる!」とにかく、負けない 強い気持ちをイメージしながら、そして実践でもその強い気持ちをだしていってもらいたいと思います。小学生だろうと、プロであろうと最後は、人間の強い 「気持ち」で勝敗がわかれてしまいます。このことを忘れず、練習でも常にこの「局面での強い気持ち」をもってトレーニングしてもらいたいと思います。GK は、失点してしまうことは絶対といっていいほどあります。しかし、GK自身の気持ちとしてはどんな試合・練習でも入れさせないという気持ちを忘れないでプ レーしてほしいと思います。

GKマインド向上計画書【第3回】(2006年4月14日)

練習・試合に対する準備力です。

【練習をする上での道具の準備】プロのGKと比べてはいけません。彼らは基礎的な技術があり、なおかつ日々のトレーニングも芝生で行っています。現在、高校でも人工芝の恵まれた環境で練習 できる選手も増えています。しかし、基礎的な技術がなければどこでやっても打撲などの怪我をしてします。GKにとって怪我はつき物です。基本技術に自信の ないかた、あるいは、擦り傷などがすぐに気になるというかたは必ず、長袖・長ズボン+ひじあて+ひざあては基本4点セットとして取り入れていただきたいと 思います。GKは試合で最高のパフォーマンスをだすようセービングを何度も繰り返し技術をつけています。土で練習する選手はこの4点セットを必ず必要です。人工芝などで練習する選手はひじあて・ひざあてはしなくてもいたくないということであれば問題ないでしょう。人間の体は、非常に繊細で正直です。自分 が少々の擦り傷や打撲痛くないと思っても気持ちはシュートに反応していても体が一瞬の判断の遅れをしめしてしまいます。GKとしては、一つでも「いいよそれぐらいしなくても」とおもうことが、「なんでこんな失点したんだぁ」ということにつながってしまいます。それぐらいGKというポジションは、孤独で過酷なポジションです。でもこの準備が自分にとってスーパーセーブを生みます。

【道具の手入れ】皆さんGKグローブの手入れをしてい ますか?私は最初GKグローブの手入れなど一切していませんでした。練習用のグローブと試合用のグローブに分けていただけでなんの手入れも行っていません でした。GKのグローブというのは常に湿った状態が望ましいです。何も手入れをしないと硬くなりラバーもボロボロになりがちです。汚れを濡れたタオルなどでふいたり、今はクリーナーなどでラバーの保湿を保つものもうられています。あるメジャーリーガーは何十年も試合が終わったらその日のプレーを振り返りな がら野球のグラブを磨いているそうです。上手くなるための第一歩としては「物を大事にすること」サッカーとは関係ないと思われますが、この行為こそが人間 力を高めます。ようするに物も大事にするし、チームメイトや周りの人も大事にします。そういうまわりが見えるようになるとプレーは向上するはずです。GK のグローブだけでなく、スパイクも同じことですよ。今回は道具に関する準備の重要性を私なりにお話をしてみました。 それでは、「100回のセービングが1回のファインセーブを呼ぶ」わたしの格言になりつつある言葉ですが皆さんの技術が向上すれば幸いです。

パントキックやドロップキックが飛ばない場合(2006年3月20日)

【質問】私は高校生の女子サッカー部で背が低いのですがGKをさせてもらっています。パントキックがすごく飛びません。ミートしたって思っても高さしか出なくて距離が出ないんです。以前ボールの下じゃなくて、ボールの中心より斜め下に当てるってアドバイスしてましたよね。で、その部分にミートさせるには先生にはボールを当てる位置をもっと低くと言われるですが 低く意識すると上手く当てられなくなってしまいます。後、距離を出すにはもっと足の振りを早くって言われるんですけどそれは意識するしかないんでしょうか??パントが飛ばなくてDFとか皆に負担がかかってしまうのがすごくイヤです。長々とすみません。アドバイスお願いし ますm(_ _)m

【答え】GKコーチ中村です。携帯から質問の回答をします。GKとしてパントキックやドロップキックが飛ばないという悩みは本当に辛いことだと思います。キックのアドバイスとしてはドロップキックを試してみてはどうでしょう?私も昔はドロップキックで蹴っていました。も う少し私の話をすると、私はキックが苦手でどうしようもありませんでした。当たれば飛距離はでましたが確率がひくくいつも蹴るときにビクビクしていまし た。その時、考えたのがボールをとってからのフィードを早くすることを徹底しました。スローイングです。もちろん攻められっぱなしの時はゆっくりしますが・・・これだけでは質問の回答にはなっていませんが、とにかく毎日毎日キックの練習をしましょう。ちょっとキツイ言い方になりますが「蹴れない」じゃな く「蹴る」です。時にただ蹴るだけのことがテクニックになり自信にかわります。自分を信じて頑張りましょう!

GKマインド向上計画【第2回】局面での目( 2006年2月6日)

 GK は常に並外れた集中力が求められます。試合中誰だって集中するだろ!と思われがちですか、この集中力というのはシュート・ハイボール・キック全てのプレーを行う際に非常に重要な技術です。具体的に言うと「局面での目」です。目がしっかりと最後まで開いていてギリギリまでボールが見れるかがGKのプレーを左右します。私も現役の時に、このトレーニングをしてい ましたが、これが非常に難しく目だけがボールを追って体だけがついてきませんでした。GKは常にまわりを見ながらプレーをするため、次のプレーを意識する あまり最後までボールを見ないで感覚だけでプレーするということがよくあります。その結果、練習では出来るプレーができなかったり、何でもないファンブルをしてしまったりと悪循環になってしまいます。しかし、このプレーをプレッシャーと勘違いしたり、自分の調子のせいにしたりして、本当の原因が何なのかわからないでいるGKがたくさんいると思います。ゴールに入る時にまず絶対に意識することは、「ボールを最後まで見る」ということです。しっかりと目を開けて!「局面の目」があなたの勝負強さを呼び起こしてくれるはずです。

GKマインド向上計画(2006年2月1日)

GKマインド向上計画と題してみなさまに私なりの見解からお話をしていこうと思います。

【第1回目】ゴールに入る前に・・・

GKをする前に、あなたはなぜGKをしているのですか?

  • 監督・コーチ・友達・家族からGKをしなさいとi言われたから
  • 自分でGKをしたいと思ったから
  • 何となくやる人がいなかったから
  • GKなら試合に出場しやすいから

など「GKになる」理由はたくさんあると思います。

GK というポジションは孤独できついポジションです。まわりからは失点するとディフェンスが悪いという言い方もありますが、GKが悪いという見方になってしまいます。(私もこの意見に賛成ですが・・・)私の経験から、フィールドプレーヤーに比べて走る距離が少ないから楽かなっと内心思ってGKをしたのですが、 ところがGKのトレーニングをいざしてみると、苦しくて苦しくて酸欠状態になったり本当にきついポジションと気付きました。※わたしは好きでGKをしました。上記の内容も多少ありましたが・・・しかし、孤独できついポジションですが、最後の砦として敵の決定的なシュートをストップしたときの快感は最高の瞬間です。こういうプレーがあれば、きつい練習の意味もわかります。また、試合の中でもユニホームの色も違い存在感があり目立ちます。ここまで、色々とまわ りくどいお話をしてきましたが、まず、みなさんにゴールに入る前に(GKをする前に)考えてほしいことは、本当に自分自身がGKをやりたいかどうかまずここから考えていきましょう。「とりあえず」や「何となく」とか自分の意思以外でGKをするというのはおすすめできません。その理由は、GKというポジショ ンはセービングなどで打撲・擦り傷などが耐えないポジションです。自分のモチベーション(やる気)がない状態だと何度練習してもレベルアップしません。モチベーションの高いGKだと打撲・擦り傷が耐えませんが一つ一つのプレーに気持ちが入っていればどんどんレベルアップしていきます。このお話はGKに特化した内容ではありませんが、その辺は色々な場面に置き換えて考えてみてください。きっとお役に立てるはずです。

最後に「ゴールに入る以上、モチベーションを高く持つことを絶対に忘れないようにしましょう!」

瞬発力をつけるための練習方法(2006年1月26日)

Q:中三のGKです。瞬発力をつけるための練習方法はありますか?
あと一人での練習方法はありますか?

A:瞬発力をつけるには

  1. ウエイトトレーイングによる筋力アップ
  2. 日々のトレーニングの中での反復トレーニングによる強化。

この二つに分かれます。
中学3年生ということなので1.のウエイトトレーニングよりも2.の練習を意識すればいいと思います。それでは2.についての具体的な内容ですが、GKの練習には 常に速さと正確性が求められます。「速さ」というのは一つ一つのプレーの速さはもちろんのこと右にセービングをしてすぐに左へセービングするという動作が 瞬発力などをつけるのにいい練習になると思います。プレーの動作を速めることを意識してみて下さい。

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